メキシコシティはこれで決まり!おすすめ観光スポット5選+モデルコース付き
標高2,250メートルの首都メキシコシティ。なんと!富士山5合目の高さに800万人以上が生活するという高地のメガシティです。
そんな空気の薄さとは異なり、見るべきところはたくさんの濃ゆい街です。アステカ古代文明やスペイン征服時代のバロック式建造物など、数多くの世界遺産も抱えるメキシコシティの魅力をご紹介します!
こんにちわ。気ままな弾丸トラベラーのヒロシです。
今回は、筆者がメキシコ滞在1ヶ月でリピートしたおすすめの観光スポット5選!ココを押さえればメキシコシティは堪能!?と言っても過言ではないテッパンの名所をご紹介したいと思います!(観光モデルコースもご参考になれば幸いです。)
目次
1. ソカロ
メキシコシティに来たらまずここを目指しましょう!中央の広場(別称コンスティトゥシオン広場)を取り囲むようにコロニアル建築が建ち並ぶ、歴史地区の中心地でもあります。
ざざっとご紹介するとソカロ北側には、メキシコのカトリック教会総本山であるメトロポリタン・カテドラル。北東(メトロポリタン・カテドラルの奥)には、アステカ帝国の中央神殿跡テンプロ・マヨール。そして東側にはメキシコ独立の舞台、国立宮殿があります。と、まさに一石四鳥?のおすすめ観光スポットですね。
またX’masシーズンの夜間は、広場を取り囲む建物のライトアップとショーがあり、昼夜問わず観光客が訪れ楽しめるスポットです。
2. 国立人類学博物館
ここでの最大の目玉は、アステカ暦を図形化した太陽の石「アステカ・カレンダー」ですね。
しかし、それ以外の展示や演出も充実しており、私は”メキシコで行くべき”を超えて、”世界で行くべき”博物館の一つだと思います。個人的には世界一!も言い過ぎではない満足感がありました。
規模の大きさや展示品の貴重さだけで見れば、他にも素晴らしい博物館は数多くあると思います。が、国立人類学博物館を推しハク(博?)にする理由は...
1. 展示数や規模感が適切(多すぎず)である
2. 展示ルート(無理なく一方通行可)と展示物(室ごと時代や地域)が明快である
3. 見せるでなく魅せる(館の内外や展示の上下など立体的)展示方法である
と、シロウト目には、非の打ち所がない構成というのが最大の推し理由です。ちなみに英語とスペイン語では音声ガイドも準備されています。言葉が分かる方は利用するとさらに知識が深まりますね。(入場料:75MXN/約450円)
3. アステカスタジアム
サッカー好きならマラドーナの「神の手ゴール」、「伝説の5人抜き」の舞台(1986 FIFAワールドカップ)として有名なスタジアムです。国内リーグでは、クラブアメリカ(Club América - Sitio Oficial)の本拠地になっています。敷地内にはアメリカのオフィシャルショップもありますよ。
チケットはビッグマッチでなければ、当日の購入可能です。私も当日購入で観戦できました。チケット窓口はスタジアム東側ゲート付近にあります。
スタジアムへのアクセスですが、メトロ2号線の終点駅(Tasquena)から路面電車へ乗り換え、Estadio Azteca駅下車です。名称の通り、スタジアムは目の前です。ただ、場所が少し郊外になるため、中心部からはUberなどの配車アプリを利用した方が便利で早いと思います。
スタジアムはサッカー専用で見やすさは抜群です!反りたつ壁のようなスタンドには、威圧感がありますね。観戦した試合はガラガラでしたが...代表戦など満員時のプレッシャーと威圧感は想像に絶します。
4. アレナメヒコ
アレナメヒコはメキシコのエンタメ文化を知るうってつけの場所と思います。Lucha Libre(ルチャ・リブレ)の聖地でもあり、ルチャを見ずしてメキシコは語れないというほど、庶民の娯楽として定着しています。
簡単に言えば、メキシカンスタイルのプロレスで善玉レスラーが悪玉レスラーに最後は必ず勝つ!と言った単純明快な勧善懲悪ストーリー。それがルチャ・リブレです。私自身プロレスは見たことがなく、プロレス好きの友人に勧められて行きましたが、ハマりました笑笑。各レスラーがかぶるマスクは、お土産にもピッタリです!
アレナメヒコの試合は、火曜金曜の夜と日曜の夕方に開催されています。チケットは入口付近の窓口で当日購入可能です。ちなみに金曜夜の試合に有名レスラーの登場が多く、ショーアップも盛大ですよ。(CMLL チケット料金:60〜750MXN/約360円〜4500円)
5. テオティワカン遺跡
5つめのおすすめ観光スポットは、ラテンアメリカ最大の遺跡都市テオティワカンです。メキシコシティの北東約50kmにあり、片道1時間ほどの距離で日帰り観光が可能です。
見所となるのは、世界で3番目の大きさを誇る"太陽のピラミッド"(高さ65m)、テオティワカンで2番目に大きい"月のピラミッド"(高さ42m)、彫像のレリーフが美しい"ケツァルコアトルの神殿"です。紀元前時代にこれほど緻密で精巧な建造物を設計したことを驚かずにはいられません。(入場料:75MXN/約450円)
テオティワカンへは、メキシコシティ北方面バスターミナル(North bus Terminal)から毎時4〜6本運行しています。運賃は片道52MXN(約312円)です。割引はありませんが、遺跡にバスチケット窓口はないのため事前の往復購入が楽です。
メキシコシティさんぽMAP
とにかく短時間で歴史地区を回りたい!とりあえず見るべきとこを駆け足でも押さえたい!
そんな方のために「CDMXさんぽマップ」がお役に立てれば嬉しいです。よければ旅のご参考にしてみてください。
ソカロを発着にしていますが、もし、ホテル最寄にスポットがあれば、そこからのスタートでも良いかなと思います。
◆歴史地区セントロ:約4時間コース(全徒歩)
- ソカロ・コンスティトゥシオン広場(Zocalo・Plaza de Constitucion)
- メトロポリタン・カテドラル(Catedral Metropolitana)
- テンプロ・マヨール(Tmplo Mayor)
- 国立宮殿(Palacio Nacional)
- ラテンアメリカ・タワー(Torre Latinoamericana)
- べジャス・アルテス宮殿(Palacio de Bellas Artes)
- 革命記念塔(Monumento a la Revolucion)
- 三文化広場(Plaza de las Tres Culturas)
旅のメモ(空港〜市内アクセス・治安)
「空港から市内はどうやって行くの?」
一番のおすすめは「Uber」です。言葉やぼったくりの心配が無いと言うのが最大理由です。でも「犯罪やトラブルに巻き込まれそう...」と心配される方もおられると思います。が、私自身は北中南米でUberを50回以上利用していますが、トラブルやイヤな経験は皆無です。と言うことからもUber一択でオススメしています。料金は時間帯で異なりますが、概ね100〜170MXN(約600〜1100円)です。
Uber以外となると、メトロ(5号線 Terminal Aerea駅)になります。しかし、市内(レフォルマ)方面へは複数回の乗り換えが必要になること。また、朝夕など時間帯によって車内が激混みし、大きな荷物があると身動きできないなど。とにかく安く移動したいという以外は、メトロ移動をおすすめしません。(メトロ運賃:5MXN/回)
ちなみにメキシコ市内のメトロ、メトロバス、路面電車には交通カードが便利です。日本人にもおなじみのSuicaやPasmoと同じプリペイド式カード(発行時に10MXN)です。ただし、メトロ駅での販売はなく、メトロバス(専用路線を走るバス)の停留所で自動販売機から購入できます。
「メキシコの治安はどうなの?」
結論。「海外であることを意識して行動すれば、過剰な心配は不要です。」
確かに治安が悪そうな地域もありますが、日中のひと気のある通りや場所は、ほぼ心配いらないと言うのが率直な感想です。ただし、スリや置き引きなどの被害も報告されているようですので、混雑するバスや電車内などの荷物には注意が必要ですね。
おわりに
いかがでしたか?メキシコといえばテキーラ、タコスなどメキシコ料理が頭に浮かびますが、古代文明の祖となる歴史的な遺跡や植民地時代のコロニアルな文化も、たいへん興味深い街です。
ぜひ、メキシコの文化と料理の両方で頭とお腹をいっぱいにして欲しいですね!あわせてこちらも一読いただけるとうれしいです。
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